こんにちは。もん吉です。
今回は、高配当株の魅力と注意点についてです。
過去4年間で利益を出し続けた投資手法として注目されているのが、高配当株投資です。
この期間には2022年の下落相場も含まれており、その中でも高配当株は堅実なパフォーマンスを維持しました。
S&P500などの主要株価指数が大きくマイナスに沈む一方で、配当利回りを重視する投資家たちはプラスを保ち、下落相場に強いという高配当株の特徴を再認識する結果となりました。
コロナ禍でも高配当株の投資はプラスだったんだね。
高配当株投資の魅力
高配当株投資が注目される理由の一つは、安定した配当収入を得られる点です。
株価の上下動に左右されず、一定の収益を見込むことができるため、多くの投資家が魅力を感じています。
また、リスク許容度が低い投資家にとっても、高配当株は相対的にリスクが低いとされています。
配当利回りが安定していれば下落相場でも安心できます。
投資家心理の変化
投資においては人間の心理が大きく影響します。
株価が上昇しているときは、多くの投資家が楽観的になりがちです。
例えば、投資がプラス10%や20%となった場合、「株で儲けることに集中したほうが良いかも」や「自分には株式投資家としての才能がある」といった考え方が出てくることが多いです。
才能あるかも♪
一方で、株価が下がり始めるとその心理は一変します。
ポートフォリオが前年比マイナス30%になると、「今回だけは違う(ヤバイ)かもしれない」と焦り始めるのが一般的です。
ヤバイ!ヤバイ!ヤバイ!
人間のリスク許容度は自分で考えているよりも低いことが多く、上げ相場の時は気付かないことが多いのです。
投資手法のブレ
高配当株投資が過去4年間毎年利益を出し続けたのは、相場環境が偶然高配当株に有利だったためです。
実際のところ、投資手法の成績には年によってブレがあります。
日本株が儲かる時もあれば、外国株が儲かる時もあり、成長株が優位な時もあれば、割安株が優位な時もあります。
高配当株投資のリスク
高配当株投資は相対的に低リスクと言えますが、「絶対にマイナスにならない」「毎年確実に利益が出る」という投資手法ではありません。
最近、高配当株投資にシフトした人は、この点について誤解しないよう注意が必要です。
高配当株投資も余剰資金で行うのが基本戦略です。
慎重な投資行動
「最近成績の良かった投資手法」という言葉を聞いた時は、慎重に考えることが重要です。
個人投資家に人気のある投資手法は、得てして誤解されがちです。
真の高配当株投資家は、このような時こそ慎重に行動します。
おいしい話には裏がある。
まとめ
高配当株投資が注目される一方で、そのリスクと注意点も理解することが重要です。
コロナショックのような時期には高配当株が魅力的に見えることがありますが、今のような相場環境では注意が必要です。
配当利回りが高いだけで、大企業株ばかりに投資するのではなく、慎重に銘柄選びを行うことが求められます。
相場環境に応じた柔軟な投資戦略を心がけ、長期的な視点で安定した収益を目指しましょう。
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