企業の健康状態や成長性を知るためには、いくつかの財務指標を理解することが重要です。
過去数年の、売上高、EPS(1株当たりの利益)、営業利益率、自己資本比率、営業活動によるキャッシュフロー、現金等、一株あたりの配当金、配当性向など、これらの指標をみていくことで、投資判断がよりしやすくなります。
このブログでは、これらの指標について簡単に解説し、企業のパフォーマンスを評価するためのポイントを紹介します。
色々な指標があるんだね。
長期に保有する高配当株銘柄を見極めるには必要な指標です。
売上高
売上高は、企業が商品やサービスを販売して得た総収入のことです。
高い売上高は企業がどれだけたくさん売れているかを示しますが、売上高の増減をチェックすることも大切です。
ブレが小さく右肩上がりが理想です。
年々増加していれば良いんだね。
EPS(1株当たりの利益)
EPSは、企業の純利益を発行済みの普通株式の数で割ったものです。
EPSが上昇している場合は、企業の収益力が強まっていることを意味します。
右肩上がりが理想です。
EPSも年々増加が良いんだね。
営業利益率
営業利益率は、売上高に対する営業利益の割合です。
高い営業利益率は、企業がコストをうまく管理して利益を上げていることをしめします。
10%以上が理想です。
10%以上で良いんだ。
自己資本比率
自己資本比率は、企業の総資産に対する自己資本の割合を示します。
高い自己資本比率は、企業が借金に頼らずに成長していることを意味します。
最低でも40%は欲しい、60%が理想です。
80%以上なら言うことなしです。
営業活動によるCF
営業活動によるキャッシュフローは、企業の主な事業活動から得られる現金の流れを示します。
安定したキャッシュフローは、企業が健全な営業をしている証拠です。
毎期黒字で右肩上がりが理想です。
黒字を維持しているか、確認しましょう。
現金等
現金等は、企業が持っている現金やすぐに使える資産のことです。
十分な現金等があると、企業は短期的な資金ニーズに対応しやすくなります。
年々増えていくのが理想です。
現金以外の換金性の高い資産も確認します。
一株あたりの配当金
一株あたりの配当金は、企業が株主に対して支払う配当の額です。
高い配当金は、企業の利益をしっかりと株主に還元していることを示しますが、持続可能かどうかを確認することも重要です。
安定性・成長性を確認しましょう。
高いと嬉しいな。
配当性向
配当性向は、純利益に対する配当金の割合です。
適度な配当性向は、企業が無理をせずに利益を株主に還元していることを示しますが、高すぎると無理をしている可能性があります。
30%〜50%が健全、高すぎるのは要警戒です。
70%以上は要警戒です。
まとめ
セクターによって基準値は多少変わりますが、企業の財務指標を理解することで、その健康状態や将来の成長性を見極めることができます。
売上高やEPSなどの収益性の指標から、営業利益率や自己資本比率といった効率性や健全性の指標まで、総合的に分析することができれば80%の優良企業を見つけることができます。
これらの指標をしっかりと理解し、企業の本質的な価値を見極めて長期的に保有できる高配当株をみつけましょう。
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