株価 2,487円 配当利回り 3.02% (2024.6.28)
セクター 石油・石炭製品
こんにちは。もん吉です。
今回は、道路舗装や防水工事で知られるニチレキです。
結論から言うと、ニチレキは経営が健全な優良企業です。
ビジネスモデル
インフラ関連の事業を手掛けるニチレキは、安定した需要に支えられて成長を続けています。
その業績や財務指標を詳しく見ていきましょう。
投資を考えている方や、既にニチレキ株をお持ちの方にとって、有益な情報をお届けしますので、最後までお付き合いください。
道路舗装関係の会社だね。
売上高
ニチレキは、道路舗装材料や防水工事製品を提供する企業で、公共インフラの整備や維持管理に欠かせない存在です。
2023年度の売上高ですが、約730億円、前年比で約-5%減でした。
足踏み状態かな。
EPS
次に注目すべきはEPS(一株あたりの利益)です。
2023年度のEPSは152円となり、前年から約-25%減でした。
かなりブレ幅があります。
営業利益率
営業利益率にも注目しましょう。
2023年度の営業利益率は8%を超えており、業界平均を上回る結果となりました。
ニチレキは効率的なコスト管理と高品質な製品提供により、安定した利益率を維持しています。
右肩下がりだね。
同業他社より高水準です。
自己資本比率
財務健全性を示す指標として、自己資本比率も重要です。
2023年度の自己資本比率は79%を超えており、これは企業の財務基盤が非常に堅実であることを示しています。
高い自己資本比率は、企業が経済の変動にも耐えうる強固な基盤を持っていることを意味します。
高水準を維持してるね。
営業活動によるCF
ニチレキの営業CFは、過去5年間で安定的かつ堅調な推移を示しています。
一時的な落ち込みからの迅速な回復や、投資活動をカバーする十分な水準を維持していることは、同社の財務体質の強さを示しています。
バラついてるね。
15年超黒字を維持してます。
現金等
ニチレキは豊富な現金を保有しています。
2023年度末の現金等は247億円を超えており、これは将来の投資や不測の事態にも対応できる強固な財務基盤を示しています。
成長してるね。
一株あたりの配当金
株主にとって重要な一株あたりの配当金ですが、2023年度は70円でした。
前年比40%と右肩上がりで、ニチレキは安定した配当を維持しており、これは長期投資家にとって大きな魅力です。
11年連続減配なしです。
配当性向
配当性向も約28%とかなり余裕があり、企業の成長と株主還元の両立が図られています。
もっと配当金出せそうな年もあるね。
懸念事項
人件費の上昇による物価高や、円安等により原材料価格の高止まり状況が継続していくことに加え、今後は建設・物流における2024年問題の影響が顕在化してくることが予想される等、今後も事業環境の変化に注視を要する状況が続いています。
公共事業が減ると事業悪化の危険性があります。
まとめ
ニチレキは、道路舗装や防水工事といったインフラ関連事業で安定成長を続ける企業です。
安定した売上高と、高い営業利益率、堅固な自己資本比率、安定したキャッシュフロー、豊富な現金保有、そして安定成長の配当金。
これらの要素が揃ったニチレキは、投資先として非常に魅力的です。
長期的な視点で見ても、インフラ事業の需要が続く限り、安定した成長が期待できます。
この記事が参考になったなら幸いです。投資は慎重に、自己責任で情報を収集してから行動することが大切です。
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