こんにちは。もん吉です。
今回はモリ工業株式会社の財務業況をみてみましょう。
株価 5,167円 配当利回り 4.46% (2024.06.15)
セクター 鉄鋼
結論から言うと、モリ工業は財務基盤の安定した優良企業です。
モリ工業は、ステンレス製品やアルミニウム製品の製造を主な事業とする企業です。
自動車、建設、家電など幅広い分野で使用される高品質な金属製品を提供しており、国内外で高い評価を得ています。
本記事では、過去10年間の売上高、EPS、営業利益率などのデータをもとに、モリ工業の投資価値を見ていきます。
日本屈指のステンレスメーカーだよ。
モリ工業は鉄鋼セクターで随一の高配当株です。
モリ工業の売上高
モリ工業の最新の決算によると、売上高は堅調に推移しています。
主力のステンレス製品に加え、アルミニウム製品や特殊金属製品の売上が成長を支えています。
売上高は成長してるね。
売上高の95%が日本の内需企業です。
モリ工業のEPS(1株当たりの利益)
EPSは長期的目線では増加傾向で、株主に対する収益性が高まっています。
これは、効率的なコスト管理と収益性の高い事業運営の結果です。
バラツキがあるね。
景気敏感なので不安定感はあります。
モリ工業の営業利益率
モリ工業の2023年度営業利益率は、12.31%でした。
業界平均を上回っており、収益性の高さが伺えます。
特に、高付加価値製品の売上増加が利益率を支えています。
良い感じだね。
同業他社と比較しても圧倒的優位です。
モリ工業の自己資本比率
自己資本比率は約77.1%で、健全な財務体質を維持しています。
高い自己資本比率は、財務の安定性と企業の信用力を示します。
高水準だね。
モリ工業の営業活動によるCF
営業活動によるキャッシュフローは安定しており、基本的な事業活動が強固であることを示しています。
安定したキャッシュフローは、将来的な投資や株主還元の原資となります。
2022年が気になる。
長期で見れば成長傾向です。
モリ工業の現金等
モリ工業は、右肩上がりの十分な現金を保有しており、短期的な資金ニーズに柔軟に対応できる状況です。(2023年度 184億円)
現金等の保有は、財務の安定性を示す重要な指標です。
年々、成長してるね。
モリ工業の一株あたりの配当金
一株あたりの配当金も安定的に支払われており、株主に対する利益還元がしっかり行われています。
モリ工業の配当利回りは市場平均を上回っており、高配当株としての魅力があります。
13年減配なしです。
モリ工業の配当性向
2023年度の配当性向は39.5%で、利益の一部を安定的に配当しつつも、再投資に必要な資金を確保しています。
このバランスの良さが、長期的な企業の成長を支えています。
良い感じだね。
懸念事項
モリ工業はステンレスやアルミニウムといった原材料を大量に使用してい流ため、
原材料価格の急激な上昇は大きなリスクとなります。
内需企業なので、国内が頭打ちになる前に、海外市場を開拓できるかどうかがポイントになります。
自動車、建設、家電などの景気変動や需要の変動は、同社の業績に影響を与える可能性があります。
リーマンショック時に大減配してます。
まとめ
モリ工業は、安定した売上高、成長するEPS、高い営業利益率、健全な自己資本比率、安定したキャッシュフロー、十分な現金等、安定した配当金と適度な配当性向をかねそなえた企業です。
これらの指標を総合的にみると、モリ工業は投資家にとって魅力的な企業であることがわかります。
今後も同社の動向に注目し、投資判断に役立てましょう。
あくまで個人的な見解で分析した情報です。投資は慎重に、自己判断でおねがいします。
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