こんにちは。もん吉です。
今回は、エクシオグループです。
株価 1575円 配当利回り 3.86% (2024年6月8日)
セクター 建設
結論から言うと、エクシオグループは株主還元を重視する優良企業です。
エクシオグループはNTTの電気通信関連工事会社です。
一般企業や官公庁向け通信・電気設備工事、 システム開発運用、 環境関連工事も展開してます。
NTT関連工事は旧来の固定網向けの電話工事が減り、 光ファイバー工事やIPネットワーク構築、 移動体通信設備工事が主力になっており、 NTTの設備投資動向に業績連動性高い企業です。
はたしてその業績や財務状況はどうなっているのでしょうか?
投資を考えているかたや、既にエクシオグループ株をお持ちのかたにとって、有益な情報をお届けしますので、ぜひ最後までお付き合いください。
電気通信工事の大手だね。
エクシオグループの売上高
エクシオグループは、通信インフラの構築やメンテナンスを手掛ける企業で、国内外で高い評価をうけています。
2023年度の売上高は、約6,100億円を記録、前年比は約-2%でした。
前年同等の高い水準を維持しています。通信インフラの需要が引き続き高いことにささえられています。
やや足踏み状態かな。
エクシオグループのEPS
次に注目すべきはEPS(一株あたりの利益)です。
2023年度のEPSは94円となり、前年から約-7%でした。
EPSのマイナス成長は、株主にとっては不安要素となりますね。
これは、通信キャリア事業の減収、人件費や物流費の増加が要因になっています。
安定性がないね。
エクシオグループの営業利益率
営業利益率にも注目しましょう。
2023年度の営業利益率は5.5%と低い水準となっています。
エクシオグループの営業利益率が低い原因は、通信キャリア事業の減収、販管費の増加(特に人件費と物流費の増加)、および不採算プロジェクトの発生によるものです。
もうちょっと欲しいね。
同業他社と同水準なので、業界特性と言えます。
エクシオグループの自己資本比率
財務健全性を示す指標として、自己資本比率も重要です。
2023年度の自己資本比率は52%を超えており、これは企業の財務基盤が非常に堅実であることをしめしています。
高い自己資本比率は、企業が経済の変動にも耐えうる強固な基盤をもっていることを意味します。
良いね。
エクシオグループの営業活動によるCF
2023年度のエクシオグループの営業活動によるキャッシュフローは419億円でした。
バラツキがおおきいのは、プロジェクトの収益性、支払い条件の変更、経済環境の変化などが要因があげられます。
すごくバラついてますけど…
10年超黒字を維持してます。
エクシオグループの現金等
エクシオグループは豊富な現金を保有しています。
2023年度末の現金等は470億円をこえており、これは将来の投資や不測の事態にも対応できる強固な財務基盤をしめしています。
右肩下がりが気になる。
一株あたりの配当金・配当性向
2005年度から2023年度まで連続18年減配なし!
株主にとって重要な一株あたりの配当金ですが、2023年度は60円でした。
エクシオグループは右肩上がりの安定した配当を維持しており、これは長期投資家にとって大きな魅力です。
配当性向は約63%とやや高い水準ですが、企業の成長と株主還元の両立がはかられています。
配当金良い感じだね。
10年連続で増配中です。
エクシオグループの中期経営計画
売上の約4割がNTTグループ。事業構造の転換が図れるか。
まとめ
エクシオグループは、通信インフラの構築やメンテナンスで安定成長を続ける企業です。
安定した売上高、堅固な自己資本比率、豊富な現金保有、そして右肩上がりの配当金。これらの要素が揃ったエクシオグループは、投資先として魅力的です。
長期的な視点で見ても、デジタル社会の進展に伴う通信インフラの需要が続く限り、安定した成長が期待できます。
あくまで個人的な見解で分析した情報です。投資は慎重に、自己判断でおねがいします。
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