こんにちは。もん吉です。
今回は、朝日ネットです。
株価 655円 配当利回り 3.66% (2024.09.23)
セクター 情報・通信
結論から言うと、朝日ネットは安定成長の優良企業です。
朝日ネットはISP(インターネット・サービス・プロバイダ)事業として、個人または法人向けにインターネット接続サービスやインターネット関連サービスを提供している企業です。
本記事では、過去10年間の売上高、EPS、営業利益率などのデータをもとに、朝日ネットの投資価値を見ていきます。
インターネット接続サービスの会社だよ。
売上高の安定性
朝日ネットの売上高は、過去10年間安定して成長しています。
2014年の75億5400万円、2024年には122億1700万円と、売上高は毎年成長しています。
特に2021年には前年比+10.58%と大きな成長を見せ、2024年は+0.39%とやや成長が鈍化していますが、安定的な売上高の推移が見られます。
11年連続で安定的に増収中です。
EPS(1株あたり利益)の経過
EPSに関しては、2014年から2024年にかけて全体的には右肩上がりの成長傾向です。
特に、2020年から2024年の間は比較的安定上昇傾向を示しており、長期的な成長ポテンシャルが感じられます。
バラツキがあるね。
営業利益率の推移
営業利益率に関しては、過去10年間で10%を下回る年もありましたが、全体的には健全な数値を維持しています。
特に2018年に9.03%と10%を割り込みましたが、その後は徐々に回復し、10%以上の安定した利益率を維持しています。
この営業利益率の改善は、コスト管理の成功や利益率向上の戦略が効果を上げてると考えられます。
良い感じだね。
自己資本比率の健全性
朝日ネットの自己資本比率は非常に高く、抜群の財務状況を維持してます。
2024年3月期の自己資本比率は87.6%と、業界平均を大きく上回っています。
80%を大幅に上回っています。
営業活動によるキャッシュフロー
朝日ネットのキャッシュフローは全体的に健全な状況を示しています。
全体として、朝日ネットは安定したキャッシュフローを維持し、成長投資と株主還元を両立させていると評価できます。
長期で黒字を維持してます。
現金等の臨時資産の動向
現金および換金性の高い資産は、2014年の52億7400万円に対し、2024年には35億900万円まで減少してます。
長期的に見れば、現金等の減少は気になるもの、企業の経営状態自体は堅実で、突発的な支出にも対応できる余裕を持っています。
下がっているのは気になるね。
1株あたりの配当金
朝日ネットの1株あたりの配当金は、安定して成長してきました。
投資家にとって魅力的な右肩上がりの成長をしています。
17年減配なしです。
配当性向
2018年には92.2%と高水準に達しましたが、その後は安定しており、2024年には49.5%となっています。
一般的には30%~50%が健全な範囲とされており、正常なバランスが取れてます。
成長投資と株主還元を両立させてます。
懸念事項
朝日ネットの懸念事項として、以下の点が挙げられます。
まず、ISP市場の成熟化と競争激化により、主力事業の成長が鈍化する可能性があります。
売上とEPSの成長が鈍化してたね。
また、技術革新の迅速さに対応できないリスクがあり、新しいサービスの開発や既存のサービスの改善が競争力低下につながる恐れがあります。
まとめ
朝日ネットの指標データ分析では、全体として安定した成長が見られます。
売上高の11年連続増加、高い自己資本比率とキャッシュフローの健全性など、安定感のある企業です。
しかし、ISP市場の成熟化や技術革新への対応、セキュリティリスク、規制環境の変化など、いくつかの課題も抱えています。
朝日ネットは安定性と成長性を見据えた企業であり、慎重な経営戦略により、今後の発展が期待できる企業と評価できます
成長性を兼ね備えた企業であり、長期投資に適してます。
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